2020年現在、日本は男女平等ランキングの上で153カ国中121位という屈辱的な結果を見事に叩き出した。「新しい時代、令和!」どころが、日本の男女の力関係は平成にさえ追いついていない。男女平等ランキングは主に健康、教育、政治そして経済の4項目を指標としている。健康及び教育面においては、日本は完全なる平等を達成している。4項目のうち半分である2項目が完璧であるにも関わらず、世界ランキングが121位というのは一見不可能に見える。日本は不可能を成し遂げたのだ。政治及び経済の指標が想像を絶する悪さだということである。
人口の約半分が、生まれ持った性別が女性であるということだけで、ここまでやるせない思いをする国を先進国と言っていいものであろうか。

"女の自信 ≠ 攻撃性"

"私は子どもができて仕事辞めるのに、ダンナは?"

"電車がコワイ"

"責任のある仕事は任されない、女性だから"

"エンジニアとしてナメられる"

"マタハラ"

"優しいのは私が女だから?"

"女ならどこにでもシゴトあるっしょ?"

"シングルマザーだと白い目で見られるけど、逃げた相手は?"

"誰とねたの?"

"女の子だから笑っては聞きあきたよ"

"女使ってその仕事もらったの?"

心の底から、女性の声を聞いて「こんな思いしてるなんて知らなかった」っていえますか?
母親、姉、妹、彼女、パートナー、友達。あなたにとっては身近な、大切な、女性も他人にとっては「女」としか映っていないかもしれないんです。
人口の半分が、毎日、女性であるというだけで、男性が普通にできてることができていない。好きな服を着ること、夜道を歩くこと、電車に乗ること。
あなたが知っている、あの彼女もきっと毎日彼女なりに戦っている。
誰もが女性のお腹から生まれ、女性に囲まれ、女性に守られてきたのに、
未だ男女の社会的力関係はなかなか縮まらない。

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